[パーカーコメント]
ソーテルヌで収穫期を襲った雨のために深刻な被害を受けたこのヴィンテージは、雨の被害を受ける前にほとんどの収穫を行ったイケムとその隣のシャトー・シュデュイローについては、傑出したものとなっている。その後、イケムは、畑がすっかり乾くのを待って11月 7日に最後のブドウの採り入れを行った。1982年は、イケムの非常に外向的なスタイルで、蜜のようなパイナップル、桃、アプリコットの味わいと、そう多くはないがいくらかのボトリティス菌を持った、みずみずしいだけでなく、厚みもあるワインである。口に含むと、巨大で、厚みがあり、1983年とほぼ同じように印象的だが、同じ程度の余韻の長さと潜在的複雑さは感じられない。それでも、このワインは、1983年と1986年に注目が集まっているためにいささか見落とされがちな偉大なイケムである。飲み頃予想:現在から2020年 最終試飲月:90年12月講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 |