[パーカーコメント]
甘いトリュフとカラメルとモカ・コーヒー、ジャムのようなブラックチェリー、そして、この名高いシャトーらしいトーストしたようなノーズと、甘く丸みのある、凝縮した味わいを見せる。みずみずしくてビロードのような舌触りで、フィニッシュはくらくらするほどにアルコール分が強くて豊かである。私がこのときテイスティングしたのは、栄えあるこのワインのケース最後の1本であった。私はほかの11本をあまりにも早く飲んだのかもしれないが、どの瓶もコルクが抜かれるとあっという間に空になってしまったのである。これを持っている人には飲みきることをすすめたい。大型の瓶を持つ幸運に恵まれた人は、このすばらしく均整のとれたラ・コンセイヤントをあと10年以上は楽しめる。最終試飲月:96年6月
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 |