[パーカーコメント]
この年は、多くのシャトーを苦しめた大雨の影響で、メドックのワインの出来にはばらつきがあったのだが、このグラーヴのシャトーにはよい結果がもたらされた。オー=ブリオンの1964年は、その色合いのエッジに琥珀色が見られることから分かるように、完全に熟成しており、見事に豊かで、土のような、タバコとミネラルの香りのブーケがある。熟して、深みのある、しなやかで官能的な味わいが口の中で感じられる。フルボディのこのワインは危険な段階にあるので、飲みきってしまうべし。飲み頃予想:現在 最終試飲月:88年10月
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 |