[パーカーコメント]
私の1958年のテイスティング・ノートは2ダースもないのだが、いくつかある本当に傑出しているワインはすべてグラーヴのアペラシオンのものである。オーブリオン、ラ・ミションオーブリオン、パプクレマンは非常に良好なワインをつくった。1960年代や1970年代初頭に飲んでいれば、たぶん秀逸な飲み口を提供したはずである。私が1958年のオーブリオンを最近飲んだのは1996年1月のことだ。まだ、比較的味のよい、丸みのある、柔らかで肉付きのよい、タバコやミネラルのような香り、味わいのするワインだった。しかし、人によっては10年から15年前に飲んでいればもっとよかっただろうにと思うかもしれない。
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 |